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基本的な統計学と疫学的手法,それらの文献等,R等の統計ソフトの使い方をブログ記事やYoutubeを用いて解説します.

ABOUT

Sato@生物統計家@Shuntarooo3)と申します.

研究者としての詳細情報はreserchmapを御覧ください.

専門分野

生物統計学(Biostatistics)を専門としております.疫学(Epidemiology)は勉強中です.医療分野が得意な領域です.

経歴

  1. 都城工業高等専門学校@宮崎県 電気工学科入学
  2. 長崎大学環境科学部に3年次編入学
  3. そのまま大学院(修士課程)へ
  4. 2010年度 民間企業に入社(製薬業界の統計部署)
  5. 国立大学の生物統計家として転職
  6. 並行して久留米大学で医学バイオ統計学の学位取得
  7. そのまま生物統計家として現在に至る

メッセージ

仕事柄,多くのさまざまな研究者から相談を受けます.もったいないどうしようかな,とよく思います.

もったいないと思うとき

その分野の素人の私が伺っても非常に面白いQuestionをお持ちなのに,そのQuestionを解決できる研究デザイン,データ,解析,論文になっていない

もったいないことになる原因

  • 統計学・疫学の知識不足
  • 統計学・疫学の知識が必要なことを指導者・チームが教えてくれない(認識していない)
  • 統計学・疫学の知識が必要なことに気づいても情報にアクセスできない,専門家に相談できない

どうしようかなと思うとき

研究者に必要な統計解析方法を伝えても実際におこなうすべがない

どうしようかなとなる原因

  • 研究者はポチポチ統計ソフトを使うことが多い
  • 例えば,欠測処理の方法の1つである「多重代入法」はポチポチ統計ソフトではできない
  • 研究者は他にしないといけないことがあるなか,学習コストが低いポチポチソフトを利用するのは仕方がない
  • そうなると私がするか? いや,全ての研究の解析をすることは実際不可能

もったいない,どうしようかなの解決策

これらの問題を解決するために私は,ブログを使うことを考えました.
統計学・疫学の基礎から発展的な内容の解説,そしてRといった統計ソフトの使い方をブログ記事やYoutubeを通じて発信することで,統計学・疫学の裾野を広げます!

おそらく生物統計家がブログという媒体を使って情報を発信するのは日本でははじめてだと思います.情報のソースを明らかにし,確度の高い情報を発信します.

もう一つ.面白い共同研究やお仕事の起点になれば良いなと思っております.


ここから下は,軽い内容になっております.

統計学が専門になるまで

高専時代

2年のときに「統計学」の授業がありましたが,先生が「JOJO」言っていたことしか記憶にありません.統計学は嫌いでした.
高専では実験を多くおこないます.考察の最後には「誤差の範囲である」とよく使ったものですが,今思えばここらへんは統計的に考えることができたなーと思います.

大学時代

3年次.いろいろな講座を回ります.「統計学」を扱う研究室では,Rを用いた演習をおこないました.高専時代にそんなに得意でなかったプログラミングがここになって活躍しました(高専で学んだのはC言語とアセンブラのため,約だったのはプログラミングの知識と考え方です).他の人より楽しく楽に演習をこなすことができ,統計おもしろいかもと思い始めました.ただこれよく考えると,興味持ったのは,統計ではなくRですね.

4年次.研究室に配属になります.ウェット系のラボは,生活リズムの主体が研究中心(なまもの中心)となるため性に合わず,3年次に得意だと思った統計学の講座に所属することになりました.そのまま修士を合わせて3年間所属しますが,今思えば,もっと勉強すればよかった,論文読めばよかった,英語やっとけばよかった,留学すればよかったと反事実をよく考えます.
この時は,自分が研究者になるとは全く考えていませんでした.

就職活動

今でこそ,「統計学やってました!」はある程度インパクトある言葉ですが,当時は,「統計?なにそれ?」という反応ばかりでした.
少し苦労はしましたが,なんだかんだで統計学を活かせる職につけました.

民間企業時代

仕事の仕方,SASの使い方,薬がどうやって薬になるのかを学びました.
大学だけではなく,民間の考え方を知ることはできたのは,今でも武器になっていると思います.

大学に戻る

という感じで,統計学にずっと関わっていたら,需要と供給の関係でいつのまにか統計家になっておりました.
これかもがんばり続けます!

趣味

読書(マンガ含む),ゲーム,ランニングしたい筋トレしたいと思うこと